むくみの原因
人体は血管とリンパ管という2つの排水機能を持っていますが、リンパ管は直接むくみに関係してきます。血管とリンパ管の最大の違いは、血管には送り出す機能と回収する機能の両方があるのですが、リンパ管は回収するだけという点です。次に、血管には血液を送り出すポンプの役割を果たす臓器(心臓)がありますが、リンパ管にはありません。そして、リンパ管にはフィルターの役目を果たすリンパ節が存在するため、リンパ管は血管に比べて流れが滞りやすいといえます。
リンパ液には多くのものが含まれています。細菌やウイルスに感染した時に働く免疫物質もリンパ液の中に入っていますし、組織の中にある不要な水分や老廃物・栄養素なども含まれます。この中でむくみに関係するのがタンパク質です。
むくみが始まると、組織の中にある過剰タンパク質が増えてきます。すると、コロイド浸透圧の関係でタンパク質は水分をどんどん引き付けていきます。ところが、何かしらの原因で排泄機能が十分に働きませんと、その水分はそのまま貯留されてしまいます。もちろん、あらたなタンパク質までもが溜まっていきますので、そのタンパク質が更なる水分を引き付けていくといった悪循環が生じます。
これを簡単にまとめますと「むくみ」は次の2つのステップで生じます。
まず、足に疲労が蓄積して足の筋肉が硬くなる。
その結果として血液循環が悪くなる。
「第二の心臓」といわれる足の筋肉は、下肢の主要な血流ポンプです。 この部分が硬くなると血流が悪くなり、余分な水分が「むくみ」として足に滞ってしまうのです。また、血流が悪くなると「細胞での代謝」が不活発になるので、「冷え」と「むくみ」には密接な関係があります。
腎臓に血液が十分送られないと、腎機能は徐々に低下していきます。それに伴い、心臓の機能も落ちていくのです。
また、頻繁にトイレに行っているにもかかわらず、血中の水分量がほとんど変化しない場合もありますが、そのような場合は血中アルブミンが低下していることが多いのです。
アルブミンは血液中に存在する血清タンパク質の一つですが、食事などで摂取したタンパク質を基に腎臓で合成され、血管を通って全身に行き渡ります。
アルブミンには細胞間にたまった水分を再び血管に吸収させる手助けをする働き、つまり水分調節の役割を果たしています。
このアルブミンがダイエットなどによるタンパク質不足で減少すると、細胞間にあふれた水分を回収出来なくなり、水分が身体に溜まりやすい水太り体質になり、むくみを生じるようになってしまうのです。
アルブミンはダイエット以外でも、暴飲暴食による腎臓の機能低下により減少することがあります。
むくみは水分が組織に留まって起こる。
全身や下腹部に見られるむくみ、顔、特にまぶたや頬などに見られるむくみ、関節や手足などに見られるむくみが気づきやすい。漢方医学ではこれらのむくみと共に、呼吸器系や消化器系に見られるむくみも水滞(水毒)として注目する。
簡単にいうと、「むくみというのは皮下に余計な水分がたまってしまった状態のこと」です。
皮下には毛細血管やリンパ管が張り巡らされていて、それらから細胞へは酸素や養分が、細胞から血管、リンパ管へは老廃物が受け渡しされています。
血管と細胞の間を受け渡しするのが細胞の周りにある細胞間液。
この細胞間液が何らかの原因で一時的に増えるのが『むくみ』なのですね。
細胞間に余計な水がたまってしまう、これがむくみの正体です。
だから、原因は細胞間液をふやすことが全て原因になります。
むくみに悩まされる人はとてもとても多い。特に女性に多いです。
「むくみの原因」
・インスタント食品などの塩分のとりすぎ
(血管の外に水が染み出してしまうとイメージしてください)
・座りっぱなし、立ちっぱなしなど同じ姿勢で長時間いること
(水が一定のところにたまってしまうイメージです。 ちなみに夕方足がむくむのは夜になると
だんだん重力で水が足のほうにたまってくるから、朝、顔がむくむのは重力で水が全身に均等に分配されるからですね。意外と単純です。)
・冷え、血行不良など(これは「女性の病気」らしいですね)
・運動不足を含む新陳代謝の低下
・ホルモンの影響
(月経が始まる前の一週間ぐらい、ホルモン濃度の関係でむくむひとが多いのです)
・ビタミン、ミネラル不足(特にカリウム、カルシウム、マグネシウムなど)
なお、女性は男性より筋肉が少ないので基礎代謝も少なく、
足から血も心臓に帰ってきにくいため、一般的に男性よりも女性のほうが脚のむくみの訴えが多いということになります。
(女性の病気と言われるゆえんですかね。)
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